

時間どろぼう
インスタントインサニティーです。
立方体を一列に並べて各側面すべてに5種類ずつマークを並べてください。
©芦ヶ原伸之
キューブを並べて4列すべてに5種類ずつマークを並べてください
(図、○の列のように5種のマークが並んでいればOK
×の列は同じマークがあり条件に合っていないのでNGです)
答えは3パターンあります。
原形は4個のキューブからなるもので古典ともいえるものです。
4個でも大変なのにそれが5個。答えは3パターンもあるのになかなかできない
「時間どろぼう」の名は伊達ではありません。
と、ここまでなら一般向けの売り文句、なぜならキューブ5個への拡張はすでに存在するし
答えは1つであるべきとする人もいるからです。
しかし、このパズルはマークの配置が絶妙で3パターンの解にはある関係が存在します。
1つのキューブ(6面)に配置されるマークは「同種で2面 と 他の4種が各1面ずつ」になっています。
つまりマークをABCDEの5種とした場合、
各キューブは{ AABCDE, ABBCDE, ABCCDE, ABCDDE, ABCDEE }となっているわけです。
均等にマークが振り分けられており特異なキューブは存在しません。
そして特記すべきは3パターンの解の関係です。
任意のキューブ1個を選びそしてそれを基点にして残りのキューブを並べていくとした場合
並べる方向としてはX,Y,Z軸の3方向が存在します。
このパズルがすばらしいのはこの3方向に1個ずつ解が存在する点です。
3方向に1個ずつの解があるので計3パターンの解です。
単一解を良しとする人もこれなら許せるのではないでしょうか。
では最初の任意の1個はどれにするか?
それに対する答えは "どのキューブでもよい"
どれを選んでも必ず3方向に1個ずつ解が存在します。
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